「エコツーリズム国際大会2013in鳥取」は、大会最終日の21日(月)、米子コンベンションセンターでエクスカーションの報告会と閉会式を開き、「とっとりスタイルエコツーリズム宣言」を採択して閉幕しました。宣言の内容は以下のとおりです。
とっとりスタイルエコツーリズム宣言
私たちのふるさとは大山隠岐国立公園、山陰海岸国立公園に代表される恵み豊かな自然、そして神話の中で歴史、伝統、生活文化を育んできました。地域にとって、普遍的な宝を守り続け、将来へ確実に伝えるためには、私たち自身がこのふるさとに対して強い愛着と誇り、自覚を持って行動しなくてはなりません。誰からも愛され、訪れる人も、この地に住む人も お互いが喜び、感動と満足を共有できる地域を育てるには、この鳥取県に生きる私たちが共通の理念の下にひとつになることが重要です。21世紀は社会の成熟化とともに、人間らしさ、自分らしさを取り戻そうという旅のスタイル「住まうように旅する」時代となりました。エコツーリズム国際大会2013 in鳥取では、“森・里・海、水の連環と人々の営み”をテーマに、ふるさとのあるべきツーリズムについて議論を深めました。この連環を理解し、本来の自然と人のあるべき姿と森羅万象の摂理を知り、豊かな生活と素晴らしい旅を通して、新しい感幸地(かんこうち)のあり方を提案するために、私たちは「とっとりスタイルエコツーリズム」を地域一体となって推進することを誓います。平成25年10月21日エコツーリズム国際大会2013 in鳥取実行委員会会長 足立敏雄