基調講演 ~10月19日(土)13:50~15:50/米子コンベンションセンター 多目的ホール~
畠山重篤(はたけやましげあつ)氏
NPO法人森は海の恋人理事長
京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授
演題 森・里・海の連環
1943年生まれ。宮城県気仙沼で家業である牡蛎、帆立の養殖に従事する。1989年より漁民による広葉樹の植林活動「森は海の恋人」運動を進めている。2012年、国連森林フォーラム(UNFF)から森林の育成や林業の健全な発展などに貢献した人物に与えられる「フォレスト・ヒーローズ」の、初代受賞者の一人として選出される。
田川博己(たがわひろみ)氏
株式会社ジェイティービー代表取締役社長
日本エコツーリズム協会副会長
演題 ツーリズムの将来像 ~「持続可能な観光」を実現するエコツーリズム~
1948年生まれ。1971年(株)日本交通公社(2001年株式会社ジェイティービー社名変更)入社。1996年川崎支店長。1999年米国法人日本交通公社取締役副社長。2000年に帰任し取締役営業企画部長、2002年常務取締役東日本営業本部長。2005年専務取締役、2008年6月代表取締役社長就任(現職)。世界ツーリズム協議会(WTTC)理事、日本旅行業協会(JATA)副会長、日本エコツーリズム協会副会長、自治体観光アドバイザーを務め、観光振興、地域活性化に積極的に取り組んでいる。
アンソニー・ウォン氏
アジア・オーバーランド・サービス社代表取締役
演題 東南アジアにおけるエコツーリズム ~外国人から見た鳥取の可能性~
17歳の頃から国立公園などでいち早くガイドを始め、アジア・オーバーランド・サービス社(AOS)を立ち上げる。一般の旅行にネイチャーツアーを組み合わせ、更にコンベンションやイベント、国際会議などとエコツーリズムを結びつける事業を精力的に展開。エコリゾートの開発にも取り組み、マレーシアで最大の旅行会社の一つにまで成長。アジアにおけるエコツーリズムの先駆者。その他、国際的な旅行業界、国際会議組織において要職を歴任。
トークセッション~10月19日(土)16:30~17:50/米子コンベンションセンター 多目的ホール~
テーマ 「日本の地方文化の魅力発信!」~日本の田舎が新しいツーリズムをリードする~
辰野勇(たつのいさむ)氏
モンベルグループ代表
米子・大山観光大使1947年大阪府堺市生まれ。1975年の28歳の誕生日に登山用品メーカー、株式会社モンベルを設立。現在は会長を務める。2011年に発生した東日本大震災では、阪神淡路大震災以来の「アウトドア義援隊」を組織し、アウトドアでの経験をいかした災害支援活動を自ら被災地で陣頭指揮する。鳥取県 皆生・大山で2009年から始まった環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」の実行委員長でもあり、鳥取県との絆は深い。
養老 孟司(ようろうたけし)氏
東京大学名誉教授標本作りなどデータを集積する基礎的研究の一方で、長年の解剖研究の結果から、身体および脳を中心として、社会、文化の問題を考える"唯脳論"を提唱し、理科と文科の学問の統合をめざしている。科学的領域にとどまらず、文学方面にも活動の幅を広げ、本来の虫好きもこうじて、以前から取り組んでいる環境問題にも力を注ぐ。「バカの壁」は、300万部を超える大ヒットを記録。
市毛 良枝(いちげよしえ)氏
俳優文学座附属研究所・俳優小劇場の養成所を経て、1971年、テレビドラマ「冬の華」でデ ビュー。以後、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍。 40歳から始めた登山が趣味であり、最近では登山の経験をいかした執筆活動や講演会 なども行う。登山をきっかけに環境問題にも関心を持ち、99年には環境省の環境カウン セラーに登録された。その他、非営利活動法人日本トレッキング協会の理事を務める。
平井伸治(ひらいしんじ)氏
鳥取県知事1984年、東京大学法学部卒業後、旧自治省に入省。在職中に兵庫県、福井県、鳥取県に出向。 2006年、自治体国際化協会ニューヨーク事務所長就任。2007年2月に総務省を退職。同年4月に 鳥取県知事選挙に初当選し、知事に就任。2011年に鳥取県知事選挙に再選、現在に至る。